バッテリー機関車救出大作戦

尾小屋鉱山資料館マインロード内に展示されているバッテリー機関車ですが、高湿度の中で三十年以上置かれています。過去に一度だけ塗装が更新されたと思っていますが、現在は見るも無惨な姿をさらしています。坑道での展示から屋外展示へ切り替えることを小松市へ提案し、このほど承認されましたので行動に移します。

一切の費用面はすべてなつかしの尾小屋鉄道を守る会が負担しています。

ハンドリフトやだるまジャッキを用いて坑道出口へ運び出しました。このような状態で展示されていては、見学者も喜びませんよね。もちろん機関車も喜んでここにいるわけではありません。

展示場所は鉱山資料館前のスペースです。場所の整備も守る会が行っており、次回の活動でレールの固定を行います。露天での展示となりますが、塗装などの整備の管理は弊会が行います。

この場所に機関車が置かれるのはGW頃になるでしょう。整備完成まで結構時間が掛かると思いますが、5月4日には現状での一般公開を目標としています。それ以降はブルーシートに覆われますので見ることはできません。

5月4日はポッポ汽車展示館での運転公開日です。機関車の移動が早まれば、当日は鉱山電車線路一周が可能になるかもしれません。一周運転ができるようがんばります!

なつかしの尾小屋鉄道を守る会

1977年3月19日をもって廃線となった尾小屋鉄道の車両の一部が小松市立ポッポ汽車展示館で静態保存されています。また、いしかわ子ども交流センター小松館なかよし鉄道として動態保存されている車両もあります。 弊会はこの二つの場所に於いて、動態保存支援ボランティアとして活動を行っています。弊会は会費制をとっており、公開している活動は会費でまかなわれています。

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