なつかしの尾小屋鉄道を守る会

なつかしの尾小屋鉄道を守る会公式ページです。守る会の活動報告やイベント情報をお伝えします。

今年の五月五日のなかよし鉄道の増発運転日は、お昼の時間帯に「児童会館前」駅構内を一般開放します。時間は12時10分頃から12時50分までとなります。車両配置は画像のようになりますが、右手ホハフ3がキハ1に置き換わります。

混雑が予想されますので、三脚や脚立など撮影のための機材使用は固くお断りします。また、すみやかな撮影行っていただいて場所を譲り合い、お互いに気持ちの良い環境を保って頂けると幸いです。

車両はエンジンを切った状態となるため、ヘッドライトの点灯などは行いません。

キハ3の修復が約一ヶ月遅れています。5月4日(日)の尾小屋デーでの完成お披露目を目標としていましたが、6月8日(日)の尾小屋デーに変更とさせて頂きます。

5月4日の尾小屋デーでは、下塗りである白色の姿でキハ3体験乗車を実施します。これはこれで貴重なシーンとなりますので、是非尾小屋へと足をお運び下さい。

小松市から新年度の尾小屋デーフライヤーが送られてきました。

ポッポ汽車展示館の公開日は3年前から弊会と小松市との共催となり

昨年からは公開日を尾小屋デーと名称変更しています。

尾小屋鉱山の遺構をめぐるNPO法人カラミの街保存会の街歩きと

尾小屋鉄道の車両と尾小屋鉱山のトロッコをイメージした鉱山電車の

乗車ができます。

新年度は11月の尾小屋デーを追加しましたので

春夏秋の季節ごとの変化もお楽しみ頂けます。

今年も小松駅からの無料送迎バスを運行しますので

フライヤーのQRコードを読み取ってバスの予約をお願いいたします。

バスは予約無しでも乗車可能ですが、乗車が多数となると

次のバスを待つことになります。

予約しての乗車をお勧めします。

守る会が実施してきたポッポ汽車展示館での動態運転公開日は、昨年より「尾小屋デー」となりました。2023年から小松市との共催という形となり、いろいろな場面で市の協力を頂けるようになりました。

新年度の尾小屋デーでは11月を追加することになりました。11月は尾小屋鉱山資料館の利用者が減少する事への歯止めとして、人気の上部軌道を稼動させます。寒冷期に入ることもあるため、キハ3のエンジン始動に負荷が大きくなるためキハ3体験乗車はお休みします。ポッポ汽車展示館では鉱山電車展示館本線の運行を随時行いますので、秋深まる尾小屋の景色をお楽しみください。

キハ3体験乗車と鉱山電車展示館本線のご利用は無料です。上部軌道のみ鉱山資料館の入場券を購入いただくとトロッコ添乗券がもらえます。乗車は一回限りとなりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。尾小屋デーではNPO法人カラミの街保存会による尾小屋町の遺構案内が実施されます。当日参加もOKですので、こちらも参加の方をご検討ください。

小松駅から尾小屋までの路線バスは廃止されましたので、イベント時のみ運行される無料送迎バスが運行されています。詳細は小松市が発行する尾小屋デーチラシが発行されるまでお待ちください。

11月23日の時点で前後構の溶接がほぼ終わりました。

四箇所の戸袋も一箇所が溶接が完了しました。

これから尾小屋は雪に閉ざされますが、様子を見ながら作業を進めたいと思います。

キハ3の修復作業が8月13日から始まりました。

今日は3回目の作業日となり、前後の腐食部の暴露が完了しました。

8月24日の公開日では、雨天でない限り修復作業途中のキハ3を屋外展示します。

遠州鉄道奥山線時代の塗装が見られるチャンスです。

JR氷見線伏木駅にある旧伏木ヤードが整理されるに伴い、留置されていた元ひたちなか海浜鉄道ケキ102(個人所有)の行き場がなくなりました。移転先がないか聞かれていましたが、このたび河北潟ホリ牧場さんが快く受けて下さりました。

車両はホリ牧場直営の夢ミルク館付近に置かれ、車両を間近に見ることができます。カラーコーン内、車両内への立ち入りはできませんのでご注意ください。

大雨の中、来場頂きありがとうございました。

大雨警報に切り替わるということで、13時30分に時間を縮めて閉会しました。

キハ3体験乗車が41名、鉱山電車展示館本線が34名、鉱山電車上部軌道が45名のご利用がありました。

次回の公開日は7月28日(日)です。

いのうえ・こーいち氏の本「尾小屋鉄道」をポッポ汽車展示館公開日で販売します。

税込み価格3,960円を3,000円で販売しますので、お買い上げのご協力を頂けると幸いです。

12月2日、3日の両日で活動を行いました。2日は鉱山電車展示館本線分岐二箇所の枕木四本の交換を行いました。九名の会員が集い、寒い中ではありますが和気あいあいと作業を進めました。

今年の活動は3日をもって休眠となります。

3日は尾小屋町主導のポッポ汽車展示館の雪囲い作業のお手伝いからスタートで、弊会会員十三名が参加しました。

雪囲い作業ののち、上部軌道の車両留置スペースの拡充を行いました。山側は岩盤が露出しており、これ以上の拡充ができなかったのが残念です。

上部軌道の車両は通常屋外に留置されていますが、冬季は降雪を避けるために切羽へ移動させます。

今年度の公開日は終了しましたが、車両の整備は継続して行っています。大がかりな作業ができるので、今のうちに出来ることを進めておきます。

上部軌道が運行開始となってから、一日あたりの走行キロは十キロを超えます。一回の走行は二百メートルで、乗客が多いと六十往復することもあります。動力車は2号機関車のみなので、故障した場合には運行中止となってしまいますから、メンテナンスはとても大切なのです。

鉱山電車の車両(バッテリー機関車、鉱車)は軸箱にボールベアリングが使われています。大型の鉄道車両であればローラーベアリングなどが使われていますが、小型なのでボールベアリングで充分なのでしょう。

ベアリング交換のためには軸箱を取り外すことから始めます。軸ばね、軸箱守も取り外し、フロアージャッキで持ち上げて車輪をフリーにします。ベアリングは車軸、軸箱に圧入されているため、特殊工具を用いて取り外しします。ベアリングプーラーは即興で手作りし、簡単に抜き取ることができました。ベアリング交換は初めてなのですが、今日の作業でコツが少し分かったような気がします。

一箇所でベアリングが破損しており、軸箱に残った外輪を外すのに一苦労しました。軸箱のベアリング嵌合面を無傷で外す必要があるためです。ここを傷つけるとはめるときに固くて苦労するからです。

ベアリングを取り去ったら綺麗に拭き取り、新しいベアリングを圧入していきます。木片を使ってハンマーで打ち込んでいきます。今日は破損箇所があったため、二個の交換に留まり、残りは明日続きの作業を行います。